体が硬くなっていく原因の一つに姿勢が悪くなり、
その歪みから、肩甲骨、股関節の可動域が狭く
なっていく事があります。
ですが、体を柔らかくしようとして無理に可動域を
広げようとしてはいけません。
筋肉を傷める原因になりかねません。
体幹を柔らかくして筋肉をゆるめる動作をマスターして
柔軟性のある体に変えていきましょう。
可動域を大きくするためには
「肩甲骨」と「股関節」の柔軟性がポイントです。
肩甲骨・・・・肩に一対あり、後方から肋骨を覆っている三角定の下大型の骨。
肩甲骨がなめらかに稼働すると上腕も連動して大きくう動かせる。
股関節・・・骨盤と脚の付け根をつなぎ止める部分。
股関節が柔らかくなると前後、左右あらゆる方向に動く。
柔軟性を高める柔軟ストレッチ
立位体前屈・・・・・・・呼吸は止めずに自然呼吸。
肩の力を抜いて立つ。(脚の間隔は股関節と同じくらい)
股関節を軸に前屈をして肩甲骨を広げる。
首、胸は力を抜く事を意識する。
回数は5~10回位
注意事項・・・・・ふくらはぎや太ももの裏が痛くなるような無理な常態で
おこなったり、反動をつけて曲げると筋肉や筋などを傷める
のでゆっくりと無理をしないで行なってください。
開脚・・・・・・・・・・・・・骨盤、仙骨をたててすわる。
脚は自然に開く程度に広げる。
腕は脚の角度と同じにして肩と同じ高さにする。
両腕でバランスをとりながら脚の付け根部分の左右股間節
に重心を移動させる。
回数は左右交互に10~15回
注意事項・・・・・背中が丸くなって骨盤が後ろに傾いてはいけません。
骨盤を立てると股関節の可動域も定まってきます。
ツイスト・・・・・・・・横向きに寝る(下の肩が中に入りこまないように注意する)
骨盤を横に立たせて脚を軽く曲げる。
(肩と骨盤が床から垂直になるようにする)
上の腕を外に開きながら顔も腕の方向に向ける。
背骨、肘、手首、指先の順で下につける。
同時に上の脚を曲げて股関節のまわりをゆるめる。
これを左右両方行なう。
注意事項・・・・・・・・・広げた腕の肩と曲げた脚は床につける。
どのストレッチも力を抜いて息を吐きながら行なうと
よりいっそう可動域が広がります。
お試しになってください。